消防設備士試験を受験するには乙種については受験資格が不要ですが、
甲種については受験資格が要ります。
● 技術士などの国家資格等による受験資格
● 大学等において機械、電気、工業化学、土木又は建築に関する授業科目を15単位以上修得など、
学歴による受験資格
● 整備や工事の補助の実務経験
などが受験資格になります。
詳しくは公式サイトをご覧ください。↓
甲種について|消防設備士試験 |一般財団法人消防試験研究センター
なお、甲種の受験でも危険物試験については
実務経験がなくても
乙種危険物取扱者の
〇第1類か第6類
〇第2類か第4類
〇第3類
〇第5類
以上4つ免状の交付を受けていると、危険物取扱者甲種の受験資格を得られますが、
消防設備士試験には乙種の免状があっても実務経験が必要です。
文系の学生や文系出身者で違う業界からキャリアチェンジを狙っている人には敷居が高いですよね。
今から理系の大学に行く??。
消防設備士のアシスタントなどで業務経験を積む???
これらは難しい人も多いですよね。
では甲種受験資格をえるために比較的敷居が低い方法はどういった方法が考えられるでしょうか。
あゆむも同じ立場なのでどうするか2つ考えました。
①第三級陸上特殊無線技士 の資格を取る
②電気工事士(第二種)の資格を取る
①第三級陸上特殊無線技士(三陸特) の資格を取る
消防設備士甲種試験の受験資格として「無線従事者」があります。
この一つに第三級陸上特殊無線技士(三陸特) があり、こちらを取りましょう。
なぜ第三級陸上特殊無線技士かですが、門戸が比較的広いというのが大きいです。
合格率を見てみましょう。
2024年度までのものしか公表されていませんが、だいたい80%前後ぐらいの合格率です。
第三級陸上特殊無線技士 国家試験合格率
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 国試の合格率 |
| 2024年度(令和6年) | 2,114人 | 1,673人 | 79.1% |
| 2023年度(令和5年) | 1,945人 | 1,648人 | 84.7% |
| 2022年度(令和4年) | 1,951人 | 1,732.人 | 88.8% |
| 2021年度(令和3年) | 2,124人 | 1,871人 | 88.1% |
無線や無線設備を安全に使うための最低限の理解を確認する試験であり、
落とすための試験ではないから上記のように難易度が低めになっているようです。
合格ラインに達する勉強時間は5~10時間ぐらい、完全初心者でも15時間ぐらいといわれています。
なお、上記の国家試験を受けるルート以外にも養成課程講習会を受講するというルートもあり、
この講習を受けて修了試験をパスすると国家試験を合格したと同じく免状を発行してもらえます。
この講習ルートはなんと合格率が100%に近いとされているので
多くの方がこちらのルートを選択しているそうです。
別の記事に書いたのでよければこちらもごらんください。
陸上特殊無線技士資格について
なお、陸上特殊無線技士でも2級以上でないと消防設備士の甲種受験資格を
得られないとかの記事も見られますが、3級で大丈夫です。
(電波法40条の条文には第一級陸上無線技術士、第二級陸上無線技術士と具体的に書かれているのに、第三級が書かれていませんが、政令で定める陸上特殊無線技士も書かれていて、この「政令」の方に第三級が載っています!!)
なお、無線従事者資格では甲種でも4類のみの受験資格しか得られないという
都市伝説もあるようですが、甲種の4類以外の類も受けられるので安心してくださいね。
②電気工事士(第二種)の資格を取る
第二種電気工事士を取りましょう。
ビルメンテナンス系の仕事にはかなり有力な資格ですし、
なにより消防設備士には相性がすごくいいのです。
消防設備の工事をするには該当する類の消防設備士の甲種の資格を持っていることが必要です。
消防設備部分に電気配線をする場合、消防設備士しか工事ができませんが、
電気配線を消防設備まで敷設するのは電気工事士しかできません。
甲種の消防設備士と電気工事士の両方持っていると仕事の幅が広がりますね。
ただし、非常に重要な仕事のため難易度は高めです。
学科だけでなく、技能試験もあり、与えられた配線図どおりに電気配線を正しく作る作業を
する必要があり、その練習もする必要があるでしょう。
合格率自体は 学科試験は60%程度、技能試験は70%程度と、比較的合格率は高いのですが、
必要とする勉強時間は合計100時間以上とも言われています。
たいへんではありますが、仕事の幅を広げたい方にはこちらのルートもおススメです。


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